あした思い出すよう

あさってもその次も

Kinza Chrome系ブラウザで縦タブツリー表示のブラウザ標準設定

「設定」→タブ にて、「タブバーの位置」を左か右にしたとき縦タブツリー表示の設定ができるようになっていました。

(Kinza 3.5.0 より)

[リリース] Kinza3.5.0を公開しました | Kinza 開発ブログ

 

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縦にタブを表示するだけではなく、Firefoxの「ツリー型タブ」に近い仕様を標準の設定で再現できるのはとても嬉しいです。

Kinzaの縦タブツリー表示の設定

-使用Kinza

 バージョン 3.7.0

-使用サイト

 Wikipedia アルファベット項目ページ

 

タブ位置設定を左か右にするとモード「ツリー」を選択できるようになり、縦タブツリーについての詳細を設定できるようになります。

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「タブの高さ」のつまみを調節することでタブ一つ一つの縦の長さを調節することができます。

最小と最大はこのような感じ。

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このあたりは好みですがこれの中間あたりが使いやすく感じました。

つまみ位置で言うと『~なツリー以外は閉じる』の「以外」あたりが私は好きです。

 

複数子タブ持ちの親タブを摘んでの移動も可能で、ツリーを維持したまま動作を行えます。

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気になった動作について

・タブの階層表示の解除について

縦タブで階層表示でタブを開いている際に、設定の「タブバーの位置」の「上」を選択します。

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すると、

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タブのツリーが解除されます。

 

「上」にすることでツリーの関係ないタブ表示になり、ツリー状況が忘れられるためなのかと思います。

普段からタブの位置を頻繁に変える必要にかられることはそんなにはないかとは思いますが、大量にツリー表示している状況で普段使いしている人はヘタにタブ位置設定を「上」にしないほうがよさそうです。

 

・タブの階層表示じの異なるKinzaウィンドウ間のタブ移動

Chrome系タブは、タブを摘んでそのタブだけ別ウィンドウで開いたり、元いたウィンドウ内のタブへ組み込みなおすことが比較的容易に作られているかと思います。

Kinzaブラウザでもそれは容易なのですが「縦タブツリー表示」にした際はすこし動作が異なりました。

(縦タブ モード「シンプル」でも同じような動作)

 

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(「E」ページだけ単独のウィンドウにした時の図)

 

上記画像の用にしたとき、『別ウィンドウ「E」タブを摘んで「A~Dのいるウィンドウのタブへ戻す』という動作は何故かできません。

タブモード「上」時にはウィンドウ間のタブの移動は容易なだけに、この縦タブ時のこの動作は驚きました。

 

Kinza縦タブツリーについてまとめ

気になる点もあるけれど標準設定で縦タブツリーを扱えるようになったのは大きいです。

同じくChrome系ブラウザではVivaldiブラウザもタブ設定で縦タブにすること(タブ位置設定で左や右)も可能ですが、縦にすることはできてもツリー表示にはできていない状態でした。

 

そんな中Chrome系において縦タブツリー表示が可能になり、繰り返しにはなりますがとても嬉しく感じております。

縦タブ(+ツリー)が可能なブラウザが増えればそれだけ縦タブ好きにとってブラウザの選択肢が増えるとともにそれぞれのブラウザの切磋琢磨につながるのではないかと期待しています。

 

今後のよりよい縦タブライフへの期待が膨らむような更新でした。