Firefox Quantum(57.0)マルチプロセス有効化とツリー型タブについて
2017-1114 23:00
Firefox Quantumがついにやってきました。
バージョンは57.0。
ヘルプ→トラブルシューティング情報よりマルチプロセス機能(e10s-multi)について確認。
アドオンの関係で前バージョンでは有効化にはなっていませんでしたが、様々アドオンを入れている私のFirefoxでもついにマルチプロセスが有効化されました。
(以前は『0/1 (アドオンにより無効)』となっていました。)
・ツリー型タブ
更新直後から「ツリー型タブ」自体からの表示が。
F1を押すことで左にサイドバーとしてタブが縦に表示。更新前のそれぞれのページは読み込んでいるものの、ツリー構造自体は手動での移行が必要です。
設定内の「タブグループ」に拡張機能として入っている状態。
サイドバーパネルのひとつとして使用はできます。
外観としてはいつものサイドのツリー型タブですが、ブラウザ上部にはタブが横へ横へ展開されたままの表示となっています。
あくまでサイドバーとしての扱いですのでそのような表示となっているのかと。その為、「メニューバー」を表示すると上から「メニューバー、タブ一覧(横並び)、以下URL等の空間」となり、縦に幅をとってしまいます。
そのため、私はとりあえずはメニューバーは表示しない設定にしました。
(階層表示も健在)
その他の拡張機能で新しいFirefoxに対応していないものは無効化していたものも含めて「旧式の拡張機能」へ。
旧式となった拡張機能それぞれに「代わりのアドオンを探す」ボタンが並ぶさまは寂しさを感じるものの、新たなFirefoxの方針ということで仕方のない部分ではあります。
【おわり】
Firefox Quantumになって動作が俊敏になるといったアナウンスはかねてからありました。そんな中で気になっていたのはマルチプロセスとツリー型タブの動作についてでした。
使用感と言ってもこの記事を作成しているときは適応して1時間ほどです。軽快さは以前に比べてましている(軽くなっている)ような感じはします。
上部にタブは表示されたままの動作となっていますが、ツリー型タブの階層表示が使用できることが確認できてとても安心しました。もはやこのためにFirefoxを使用していると言っても過言ではないので、これからも度重なるバージョンアップが行われても動くことを願う限りです。
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