あした思い出すよう

あさってもその次も

「オートフィルしたものを途中から移動できないものか」とやってみると普通にできた話

「オートフィルしたものを途中から移動できないものか」と考えてやってみると普通にできた話。

 

数値「1,2,3,...」を途中で切っても面白くないためifを使った式を用意した。

 

まずB2に「a」を入力する。
その右横C2に式を入力する。

=IF(B2="a","a","b")

オートフィル 右へ

「B2の値がa」が真なら「a」を、偽なら「b」を返す という式。
左のセルを参照する式を入力した。

 

C2から右へ「オートフィル」する。

オートフィル 右へ

D2はC2を、E2はD2を、... と永遠と左隣のセルを参照する式が右へのびた。

 

 H2から右を「切り取り」する。
それをB5へ貼り付けする。

オートフィル 右へ

 

B5から右へ先程切り取った部分が貼り付けされた。

オートフィル 右へ

 

B5を確認すると、B5の左隣ではなく切り取りを始めた左隣のG2を参照しているのが確認できた。

オートフィル 右へ 切り取り 貼り付け

ちゃんと「切り取り」された箇所の左を参照するあたり、エクセルはえらいなぁと思う。

 

「コピー」したらどうなるの?

「切り取り」ではなく「コピー」をしたときはどうなるのか。
以下の画像はF5からM5までを「コピー」し、「B8」へ「貼り付け」したときの動作。

オートフィル 右へ 貼り付け if関数

「コピー」を使用して貼り付けをしたため、B8の式ではB8の左隣の「A8」を参照しているようである。
このやり方では「複数箇所からE5を参照する」ような貼り付けはできないということのよう。

どうしても複数箇所からE5を参照したい場合は、「切り取り」でB8へ貼り付けた後にE5から右へオートフィルすると複数箇所からE5を参照できる。

 

オートフィル 複数箇所から特定のセルを参照する
E5から右へオートフィルする。

 

オートフィル 複数箇所から参照する

「コピー」と「オートフィル」によって特定のセルを複数箇所から参照することができた。

 

感想

簡単な式ならオートフィルを使用せずに今回のような操作は可能かもしれない。
複雑な式のときや手打ちが億劫な式のときには、「切り取り」「コピー」「オートフィル」を積極的に使っていきたい。