あした思い出すよう

あさってもその次も

制服もある意味フリーに思う自分がいた

『学生にとっての「はたらく」とは何か』と聞かれたら、「学校...かな」と答えそうな自分がいる。

 

学生にとっての選択肢は学校へ行くことだけではなく、在宅を中心とした通学もある。
様々な選択肢があるため、必ずしも「学校へ行く」ことが学生の「はたらく」では無いのかもしれない。

 

学生の「はたらく」についての前置きが長くなった。

 

そこで、学生たちに関わってくるのが、
制服
かなと思う。
そんな「制服」についての話。

 

校則にも深く関わりのあるところもある『制服』。
果たして制服はフリーなのか。
『学生が「フリーにはたらく」は制服によって阻まれているのか』、とフワッと特別お題をみて考えていた。

 

そんな制服についての考察がある。

国立情報学研究所が運営しているCiNiiより。

ci.nii.ac.jp

 

制服校と自由服校の男女への調査がまとめられている。
そのなかで、「制服を着たい理由」で「着る服を迷わずにすむ」「気軽だから」が他の項目より高い割合なのは、高校生らしく感じてなんだか安心する。
自由服校の人々が制服が嫌いかというとそうでもなく、「自由服」への愛着があるからそちらの方が良い、みたいな分析がナルホドと思う。

 

思えば「制服」というシステムはそんなに嫌いではなかった。
気軽に洗濯ができない、という点を除けば特に気にする部分は少なかったように思う。

 

制服というものがその学校に設定されていれば、その制服を身にまとうことは必然となる。
学年別に見かけの変化が少ない場合、通う生徒が同じような格好をすることとなる。
その「同じような格好」というところに安心感があった。
「木を隠すなら森の中」ではないけれど、紛れ込む感は好き。
(忍者かよ...)

www.weblio.jp

 

ある意味、耐え忍ぶ部分もあったから忍者もあながち間違っていないかもしれない。

 

制服が一緒なら「気の合う人」「気の合わない人」「知っている人」「知らない人」「先輩」「後輩」などなど、生徒間同士の関係性によらず『着ているのが同じような格好』という状態ができる。
そんななかで行動するのも『フリー』だなぁと思う自分がいる。

 

学生の人々も制服に色々と思うところがあるかもしれないけれど、各々強く、ときにはのんびりと過ごしてほしい。
それぞれが「フリーにはたらく」を実現できることを祈りながら、特別お題を締める。

 

(この記事のアイキャッチ画像より)
Pixabayで「制服」を調べていたら「カードキャプターさくら」に関する画像がでてきた。
世界はworldでwideだなぁ...。