あした思い出すよう

あさってもその次も

【XLOOKUP関数】Office 2021にも追加されて、より便利そうね

「ExcelのVLOOKUP関数」
これは最初苦労する関数だと思う。

 

ただ、そのVLOOKUP関数より便利なのが、
「XLOOKUP関数」
XLOOKUP関数について良い記事があったので、ここにメモする。

forest.watch.impress.co.jp

 

VLOOKUP関数の思い出

最初の最初は、VLOOKUP関数をみても『???』だった。
今は理解できている。
理解はできていても、『なぜVLOOKUP関数のこれって、こうなの?』となっている部分が「XLOOKUP関数」では見事に解消されている。

 

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)

VLOOKUP関数説明用画像

こんな感じ。
(VLOOKUP関数やっつけ作成)

 

VLOOKUP関数の何がアレかって、『【検索】する範囲が【左端】である必要がある』ということ。

 

上記のエクセル画像の表だと、一番左が「社員番号」となっている。
「検索値」に「社員番号」を入力すると、対応する「名前」がG5に表示される。
ただ、「社員番号」でVLOOKUP関数を使用したいなら、必ず「社員番号」が一番左にある必要がある。
そうしないと、「社員番号」に対する「列番号」(何列目の値)かの指定ができなくなる。

仮に表を加筆修正して列が増えると、列番号のことも考え直さないといけない。
ややこしやややこしや...

 

人の作ったVLOOKUP関数を眺めているとき、入力エラー時のために使用されたIF関数やIFERROR関数を眺めて『IFにIFが重なっている...』と思ったのは今となっては...別段特にいい思い出ではなかった。

XLOOKUP関数について

=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, 見つからない場合, 一致モード, 検索モード)

 

「列番号」ではなく、「検索範囲」「戻り範囲」が分かれているのはわかりやすい。
また、関数内に「見つからない場合」があるのも良い。
(IF関数やIFERROR関数でごちゃごちゃになりにくい)

 

XLOOKUP関数を使う場面に遭遇した際には、『最初から「XLOOKUP関数」だったらなぁ...』と、一人でしみじみしそう。

 

感想

VLOOKUP関数もややこしいけれど、慣れると「そういうもの」と思えてくるのは不思議なもの。
最新版「Office 2021」(買い切り)でも「XLOOKUP関数」が追加されたのはうれしい限り。

 

『「XLOOKUP関数」が追加されたから「VLOOKUP関数」は忘れてもいいぜ!』とはならない。
なぜなら、以前に作成された「VLOOKUP関数」の含まれはExcelファイルは今後もしばらくは各々のPC等に存在し続けるから...。

 

なんにせよ、「VLOOKUP関数を知ったうえでのXLOOKUP関数」といった感じがする。

 

余談だけれど、私はHLOOKUP関数はあまり使ったことがない。
(「VLOOKUP関数とは検索方向が異なる」と考えたら、作成できなくはないけれど...)